痩せ型の筋肉の少ない女性は要注意!?

こんにちは!

 

ヘルスコンサルタント
宮崎 光史です。

今回は面白い研究結果の紹介記事
「痩せた女性で筋肉が少ない人ほど高血糖のリスクが高い」
御紹介しますが、皆さんも是非
この記事を読んで考えてみて下さい。

 

 

米国内分泌学会雑誌「Journal of the Endocrine Society」
に掲載された順天堂大学大学院グループの研究ですが、

痩せた女性(体格指数(BMI)<18.5kg/平方メートル) のうち、
75g経口ブドウ糖負荷試験の2時間後の高血糖の原因として、
筋量の低下や筋肉への脂肪蓄積が関連する可能性を示した。

「痩せた女性の糖尿病発症予防には、
筋肉の「量」の増加や「質」の改善を目指して、
適切な栄養摂取や運動を行うことの重要性を示唆しており、
我が国の予防医学を推進する上で有益な情報」
とのこと。

特に日本は、
先進国の中で最も女性の痩せ傾向が
進んでいる国の一つで、
日本人女性の8人に1人、
20代女性の5人に1人以上が
「痩せ」と判定されているとか。

痩せた女性は太った女性と同様に
糖尿病の発症リスクが高いことが報告されており、
今後、痩せ傾向が新たな疾患リスクに
つながることが懸念される為、
痩せた女性を対象とした研究に着手した。

この研究グループが示した対策としては、
1.栄養摂取不足が背景にあることが多いことから、
 バランスの取れた食事を適量摂ることが必須。

2.正しい食事を摂ることに加えて、主に筋肉の「量」を増やす
 「レジスタンス運動」、「質」を高める「有酸素運動」
 への取り組みが重要。

とのことですが、
コレって、女性に限った話では無い様に思いません?

 

男女を問わず重要なのは

・栄養の無い「空っぽのカロリー empty calory」
 と言われる様な白米、小麦粉、砂糖、の摂り過ぎをやめる。

・体内炎症を悪化させるω6不飽和脂肪酸を控え
 体内炎症を軽減させるω3不飽和脂肪酸を摂る。
 理想バランスはω3:ω6=1:2-4。
 (気にしないと1:20から1:40とω6過多)

・ビタミンやミネラルのある全粒穀物や緑黄色野菜を

 意識して摂るとともに、炭水化物を摂る場合には
 野菜や蛋白質をしっかり食べた後に

 適量を取ることで血糖値の乱高下を和らげる。

そして、
・レジスタンス運動:いわゆる筋トレ
・有酸素運動:心肺機能強化の為の運動
を適度に行いながら、
活性酸素対策、AGEs対策を行うこと。

だと思います。

幸いなことに、
最近若い女性に筋トレが人気の様で、
本格的なジムにも女性の姿が目立ったり、
女性向けプログラムが用意されていたり
する様です。

トレーニングでほどよく筋肉がつき、
適度に体脂肪のある方が、
健康的に長生き出来ます。

これは、男女を問わず。

出来ることから始めてみませんか?