【ダニ媒介感染症】

こんにちは!

ヘルスドクター

宮崎 光史です。

マダニ感染症で

東京都内の50代男性が、

「重症熱性血小板減少症候群」

Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome ( SFTS )

を発症したとのニュース。

https://www.sankei.com/smp/life/news/190515/lif1905150042-s1.html

マダニ関連の感染症は

西日本から南方に多いので、

関東では医療関係者ですら

馴染みが薄いです。

そもそもSFTSと言う感染症も

原因ウイルスが特定されたのは

2011年と比較的最近のこと。

マダニにより媒介される

感染症には、

・日本猩紅熱

・回帰熱

・ライム病

・SFTS

などがあります。

恙虫(ツツガムシ)と言う

ダニの一種による

・ツツガムシ病

と言うのもあります。

かつては

山形県、秋田県、新潟県などで

夏季に河川敷で感染する

風土病として有名でしたが、

第二次大戦後は新型の虫が

出てきて北海道、沖縄を除く

全国で発生が確認される様に

なっています。

各感染症の詳細については、

Google検索して頂くと、

様々な公的機関による

情報が多数ありますので、

ご興味ある方は是非

検索してみて下さい。

マダニ感染症の

症状やその強さには

かなり個人差があります。

ライム病は特に症状が様々で

症状が進むと全身に拡がり、

・皮膚症状

・神経症状

・心疾患

・眼症状

・関節炎

・筋炎

などを起こし原因不明と

されてしまうこともある

と言うことで、

アメリカなどでは

ライム病を専門にした

ヘルスコーチ、ヘルスドクターが

活躍しています。

暖かくなり

アウトドアの活動が多くなる

季節ですが、ダニや蚊などの

吸血昆虫より媒介される

感染症には

くれぐれもお気をつけ下さい。