水道水って毒なの!?

こんにちは。

ヘルスコンサルタント
宮崎 光史です!

水道水を飲むと体調が悪くなる
と言う様な情報を目にした為、
今回は水道水の真実について
上水処理専門家からお聞きした
真実についてお伝えさせて頂きたい
と思います。

健康の為なら○○ウォーター

水道水には残留塩素や
トリハロメタンその他の
害があるので、と言う理由で
・浄水器
・ウォーターサーバー
・ミネラルウォーター
などが販売されています。

「水道水は飲まない方が良い」
と言う認識は皆さんお持ちかと
思います。

ちなみに、ウォーターサーバー
として売られている水ですが、
ほとんどのメーカーのものは
水道水を浄水器に通したもの
だそうです。

海外では「生水(水道水や川の水)」は
決して口にしない様に、
と注意喚起がされる場合が
あることも事実です。

日本国内の水の安全基準

では、水の安全基準はどうなっているか
皆さん御存知でしょうか?

まず、水道水についてですが、

水道水の水質基準は、
水道法第4条に基づいた
水質基準に関する省令」(厚生労働省令)で
定められています。

そこでは、
水質基準項目として
51
項目が設定されています。

水質基準項目として設定された項目については、
水道法により検査が義務付けられます。

51項目の水質基準項目の他にも、
水質管理上留意すべき項目として
「水質管理目標設定項目(26項目)」

まだその実態が明らかになっていないが
今後も情報の収集に努めていくべき項目として
「要検討項目(47項目)」

が設定されています。

まとめると、

(出典:水道水質基準東京都水道局

の様な感じです。

ミネラルウォーターと水道水の水質基準

ミネラルウォーター類は
食品衛生法第11に基づく
食品一般の製造、加工及び調理基準」にて
清涼飲料水の成分規格・製造基準として、

水道水は水質基準に関する省令(厚生労働省令)
にてその水質基準が定められており、
詳細はリンク先を参照して頂くとして、
まとめると

  • ミネラルウォーター類(殺菌・除菌有):39項目
  • ミネラルウォーター類(殺菌・除菌無):14項目
  • 水道水:51項目

の検査項目が定められています。

そして、項目数だけでなく、
その数値基準についても
水道水の方が厳しく設定される
項目が多いのが事実です。

なお、平成26年12月22日に
「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件」(平成26年厚生労働省告示第482号)
が公布された事で、
ミネラルウォーター類の成分規格が
新たに設定されました。

これにより、
従来のミネラルウォーター類の原水基準18項目】
廃止され、上記の様な39項目、14項目の基準が
新たに定められました。

安全なのは、ミネラルウォーター?

上記の水質基準を実際に知ってみると
より厳しい多数の項目をクリアする
水道水がミネラルウォーターより
質が高いのはお分かり頂けるかと思います。

では、どうして「水を買う」
と言う行為が一般的に
なっているのでしょうか。

①水道水は危険!ミネラルウォーターは安全!というマーケティング
②ミネラルウォーターは味の違い等を楽しむための嗜好品
という考えが日本人に浸透しているから
と言う説があります。

しかし、現実問題として、
そんなに質が高い水であるのに
水道水が質が悪い、マズイと
思われている理由が
他にあるのを御存知でしょうか?

確かに、浄水場で処理されたばかりの
水道水の原水は世界最高品質なのは
間違いありません。

しかし、長い水道管を通ってくる
過程で、途中亀裂や腐食部位から
大腸菌その他の汚染がある程度
あることが想定されています。

その為、汚染対策として
原水に次亜塩素酸ナトリウムなどで
殺菌処理を行うとともに、
各家庭の水道の蛇口から
出て来るところで、
一定濃度の次亜塩素酸が
残留していることが条件に
なっています。

ですので、地域によっては
少し残留塩素が多かったり
してカルキ臭さが強い
こともあるのです。

水道水は毒では無いが、殺菌剤は家庭では不要

水道水は毒ではありませんが、
蛇口から出てくれば、
次亜塩素酸は不要です。

ですので、残留塩素を
除去することが大切
になります。

・活性炭フィルターなどによる浄水器の設置
・十分に沸騰させて次亜塩素酸を気化させる
・容器に入れ、天日に1日程度さらしておく
と言う様な方法が有名ですね。

では、お風呂やシャワー
の際には如何でしょうか?

実は水道水をそのまま
常温で使用するよりも
高温で使用する時の方が
気化する次亜塩素酸が多く
粘膜や皮膚からの吸収量が
多くなるとも言われています。

ですが、実は残留塩素は
口に含んだり、手に当てたり
するだけで量は激減する
と言うことも事実です。

ですので、
湯船に入っているお湯に
一人でも入ってしまえば、
その中の残留塩素は激減
しますので、一番風呂の
人に犠牲になってもらう
と言うのも正しい対処法
ではあります。

では、ウォシュレット
については考えたことが
ありますか?

自分は未だに苦手で
使わないのですが、
実はウォシュレットを
常用することで、
肛門/直腸の発癌リスクが上がる
可能性が指摘されています。

これが単にウォシュレットの
多用により皮膚の常在菌が
減らされたことによるものなのか
残留塩素の刺激によるものなのか
結論は出ていません。

 

ではどの様な対策が良いでしょう

みなさんは、現在どの様にしてますか?

飲用/料理用に
・ミネラルウォーターを買っている
・浄水器をつけている
などの対応の方が殆どでは無いでしょうか。

浴室やウォシュレットまで
考えたり対応している方は
殆どいないのでは無いかと思います。

そして、蛇口装着型の浄水器は
活性炭の量が極めて少なく、
かなり短期間で吸着した物質で
飽和して、吸着したものが逆に
溶出してくる様になると言う
危険性もあると言われています。

キッチン、シャワー、浴槽蛇口に
浄水器を設置する対応も現実的
ですが、浄水機能を維持する為に
数週間毎にフィルター交換をする
と言う手間とお金を考えると
かなりのコストになります。

実は、市販の小さな浄水器では
数週間で「飽和状態」に
なってしまうらしいのです。

 

「セントラル浄水器」と言う発想

実は画期的な製品があります。

家に入ってくる水道管の接続部に
業務用プラントで実際に利用されている
レベルの活性炭フィルターを設置し
家中で使う水から塩素ならびに
旧式の水道管から溶出してくる
銅や鉛などを吸着除去する装置。

「セントラル浄水器」です。

何社かから既に商品化されており、
ネット検索をすると出てきます。

一戸建てはもちろん、
集合住宅でも各戸別/一棟ごとで
対応が可能なモノもあります。

最近、知り合った川中 功さんと言う
国内外の業務用プラントにおける
上水処理装置の開発設置経験
をお持ちの上水処理エンジニアの
方が、元々ひどいアトピーで
お子様が困っていたとのことで
水道水の残留塩素がアトピーに悪い
と言う情報を目にしたため、
御自身の知識と技術を用いて
ご家庭用に自作した浄水器が
あります。

元々はご自宅専用で市販予定も
全く考えていなかったとのこと
ですが、
・アトピー症状の軽快
・長髪の女性の髪質改善
などが報告される様になり、
クチコミで知人宅へも施工する
ことが増えてきた為に、
御自身の会社での販売を開始、
地元姫路からスタートして
現在は全国展開を目指して
活動をされております。

Waters.incと言う会社の
「ネオパルフェ」と言う
製品になります。
http://www.waters-inc.com/ )

設置すると、年1回の
メンテナンスとフィルター交換。

実際はもっと長期間使っても
浄水機能は保たれるとのことですが、
安全の為に飽和状態になる前に
点検とフィルター交換を
行っているとのことです。

ご興味を持たれた方は
是非会社のホームページを
見てみて下さい。