【症状は身体の声】

こんにちは、Dr.Kです。

「◯◯で病院受診をした方が良いですか?」
と言う質問を良く頂きます。

医師免許保持者としては、
「念の為診察と検査を
受けることをお勧めします」
と言うことが
現代の医療システムにおいては
暗黙に求められているのだとは
理解してます。

そもそも対面診察無しに、
診断(判断)や
処方(アドバイス含む)などを
行うことは違法ですから。

しかし、
年金と同様に破綻し崩壊しつつあり、
ハードランディング以外あり得ない
とまで言われる国民皆保険制度を含む
医療システムのことを考えると、
血管が切れて出血が止まらない、
血管が詰まって死にそうだ、
ガンなどの進行し過ぎた病気による
苦痛をすぐにでも和らげたい、などの
対症療法で無くては対処困難なこと
以外の家で対応可能なことは、
可能な限り家で行うべきと考えます。

健康保険制度も徐々に適用される病名が
限定されるとともに市販化された薬剤も
対象外となる傾向が検討されています。
Common Diseaseと呼ばれる
すぐに命に別状を来さない病気も
対象外としたり自己負担額をあげたり
することが検討されています。

少なくとも
・熱が出た
・咳が出始めた
・痰が出た
・鼻水が出てきた
・なんとなく頭が重い
などと言う場合は、
必ずしも医師に頼って症状を
抑えてもらう必要はありません。

基本的に症状は
「身体がして欲しいことを表す声」
なんです。

痛い時は「痛いところを動かさないで」。
熱が出て怠い時は「休養して」。
食欲が無い時は「食べないで胃腸を休めて」。
咳、痰や鼻水は「病原菌を排除しよう」。

ですからそれらを見えなくするよりも
補助してあげる方が実は早く改善します。

解熱剤を使うよりも身体を保温して
冷やさない様にしたり、
食欲が無い時は水分やミネラルを
こまめに補給しながら無理に食べない、
咳、痰や鼻水は蒸気を火傷しない様に
気をつけながら吸入するとか、
熱めのシャワーを密閉した浴室で出して
蒸気で少し曇っているところで
深呼吸しながら
咳や鼻水を積極的に出してしまう、
と言うことをすれば良いのです。

むしろ高熱時に解熱剤を使うと、
身体はそれに対抗して更に熱をあげよう
とするので、
解熱剤の効果が低くなった頃に
機能的な蛋白質が変性し活性を喪う
限界温度とされる42℃を超える様な
発熱を起こし、痙攣や意識障害の
原因となっていると言われています。
「辛さを和らげてあげる」と言う配慮が
逆に命の危険性を呼んでいるとも
言える訳です。


外傷時の急性期には冷却する
と言うことは積極的に行われますが、
コレも腫れて炎症が起きることで、
必要な免疫細胞や修復材料を集結させる
意味合いがあるので、
むしろ温めるのが早期治癒の為には
良いと言う意見もあります。

特に外科系の医師にとっては、
若い時から急性炎症に対しては
抗炎症剤とアイシングを当然として
教育され疑うことすら許されなかったので、
直ぐには受け入れ難いですが。

動物性蛋白質の毒素による
痛みや痒みの対応として、
蛋白質が失活する温度まで
患部を加熱すると言うやり方もあり、
コレは実際とても有効です。

軽い火傷の場合、
手を入れると熱いと感じる程度の
お茶やお湯に少し浸すことで、
ジンジンした痛みが無くなったり
すると言う報告もあります。
もちろん火傷しない様に自己責任で
行う必要はありますけどね。

核家族化が進む前は、
「お婆ちゃんの知恵袋」的な感じで
古くから受け継がれてきた民間療法の伝達が
家庭内で行われていたのですよね。
もちろん現代医学から見たら
トンデモない様なこともあったとは
思うのですが。

令和以降の時代においては、
「症状の根本原因を意識した家庭内対応」
が大切になります。
別に家で骨折を治せとか、
癌へ対処しろとか言う訳では無いです。

誤った生活習慣や生活環境により、
栄養不足、毒物蓄積、構造体の歪み、
と言うモノが積み重なって、
生活習慣病やCommon Diseaseが
起こってくるのです。

その生活習慣や生活環境を
日々見直す「投資」としての
選択を自分達でしながら、
やむを得ない急性症状に対しては、
適切な対応が出来る様にする、
と言うことです。

「手遅れになったらどう責任取るんだ」
「後遺症が残ったら一生面倒見てくれんのか」
と言われる方もいるでしょう。

重症者を家で管理しろとは言ってません。
ちなみにですが「高熱=重症」では無いです。
高熱でも意外に苦痛を感じてなかったり
する場合もありますからね。
特にウイルス感染の場合2-3日高熱が出るのは
自然治癒過程で普通に起こることです。
むしろそうなる前に出来ることを
やっておきましょうということです。

風邪が流行る季節になったら、
ウイルス感染を防げないマスクを
したり効果が低いとされるうがいを
常在菌を破壊する殺菌剤入りの
「うがい薬』で漫然とするだけではなく、
蛋白質やビタミン・ミネラルなどの
栄養補給を意識的にしてしっかり睡眠を取り、
ストレス対策を日頃から行うことで、
免疫力を高めることが出来ます。

もちろん感染症予防に効果的な手洗いは
「水道水で、目に見える汚れには石鹸を併用して」
行うべきことは言うまでもありませんが。

「普通じゃない」「おかしい」と感じたら、
躊躇わずに是非病院受診したり、
救急車を呼んでください。

いまの日本人の病院への依存度は
世界的に見てかなり異常です。
そして医療機関にせよ一般の方々にせよ
「如何に責任回避をするか」ばかりに
目が行ってしまっています。
「そのうち
『自分はいつどれくらい水を飲めば良いのか』
と言うことを医師に聞きにくるのでは」
と言う笑い話もあるくらいです。
受診料と指示書にお金を払いながら。
そして脱水になったら指示書を書いた
医師や病院に損害賠償請求をするとかね。

自分の身体のことは
自分で責任を持つと言う意識が大切です。
なんらかの症状が出てきたり
病気になってしまった場合、
その裏には長年積み重ねてきた
あなた自身が選択した「投資」の
失敗の積み重ねがあると言うこと。

そしてその負債をなんとかするのは、
自分自身しかいないと言うことです。
数十年かけて出来た負債が一夜にして
消失する様なことはお伽話の世界くらい
でしか起こりません。
時間をかけて巻き返すことが必要なのは、
健康も同じことです。

そこを理解して、
意識を変えて行動を起こす方を
一人でも多く増やしたいと思います。

そしてその様な行動を起こす人を
一人でも多くサポートします。
無料ではありませんけどね。

もしお金が無いが「本気で」稼いで
有料サポートを受けたいと言うならば、
あなたの強みを見つけて、
やりたい人生を生きるサポートも
することが出来ます。
とは言え多少のお金は頂きますが。

なんだか新年から
厳しい様な話をしましたが、
冷静に考えたら当たり前のことです。

車を運転してる人が、
行こうとしてないところへ
行ってしまったとディーラーや
カーナビ会社を訴えるのは意味がない。

カーナビに目的地を入力し、
アクセルを踏んでハンドルを持ったのは
あなたなんですから。

行きたい人生を送る為に、
やりたいビジネスを成功させる為に、
基盤となる健康を維持強化する
基礎知識と習慣化と言うのは、
まさにカーナビの使い方とか、
運転の仕方を学ぶ様なモノです。

将来的には家庭で普通に
当たり前に教え伝えられる様な
常識になることを祈っています。

もしサポートに興味がある場合、
是非お問い合わせ下さい。
自分のサービスに関係なく、
あなたに最適な解決策をご提案します。