「最高の休息法」

ロサンゼルスにて開業されている
精神科医、久賀谷 亮先生による
マインドフルネス入門書です。
ちょうど今、予防医学の仲間達が
ハワイでやっていることが
まさにこれなのかも知れない、
と思いました。

実はしばらく積ん読状態だったんですが
内容がストーリー形式で
とても読みやすく、あっという間に読了。

皆さん、マインドフルネスって
聞いたことありますか?
・禅寺の坐禅みたいな瞑想でしょ?
・東洋かぶれの億万長者が暇つぶしにするヤツでしょ?
そう思っている方、
是非ともこの本を読んでみて下さい。

マインドフルネスは
個人の精神的な休息法と言う
だけで無く、組織や社会をも
癒すことが出来、その究極形態は
社会貢献だとか。

マインドフルネスが注目され
研究がされている背景には、

米国では
タスクオリエンティッドであること
が強く求められ、人生を通じて
「何をするのか」が強く求められる
「doingの文化」があるそうです。

一方でマインドフルネスが下敷きに
している価値観は、人生において
「どのようにあるのか」が重視される
「beingの文化」であり、
常に何かをやり続けることに疲れた
米国の人々には魅力的に写った
のだと久賀谷先生は分析されています。

米国だけで無く、我々日本人も
精神的に本当の意味で休息が出来、
自分の内面を見つめ直し、
自己を高めていけるマインドフルネスは
現代社会において強く求められる
モノと感じました。

本書の最後に久賀谷先生による
「5日間シンプル休息法」
が特別付録として付いています。
自分はまだ実践していませんが、
やってみたいと思います。

https://www.amazon.co.jp/dp/4478068445/ref=tmm_pap_title_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=