「ミルトン・エリクソン」

こんにちは。

ヘルスコンサルタント、宮崎 光史です。

 

ミルトン・エリクソン
と言う人物を御存知でしょうか?

催眠療法家として知られる、
アメリカの精神科医の先生です。

 

いわゆる古典的な催眠とは異なる方法で、
個々の患者毎に異なるアプローチで
行う催眠療法は、「魔術師」とも称される
ほどの名人芸だったそうです。

 

彼の場合は、17歳時にポリオに罹患、
目以外の全てが麻痺状態になった
経験があり、自力で麻痺を克服する
と言う凄まじい経験と、回復過程で
家族の行動や言動の観察をすることで
超人的な観察力を身に着けたことが
大きく影響しているとされています。

 

さらに、「失音楽症」と言う障害も
あったことで、メロディーを理解出来ない
と言うことから逆に相手の呼吸や抑揚への
異常な観察力を培う一因となった
とも言われています。

 

「催眠」とは、
「トランス状態」あるいは「変性意識状態」
に相手を誘導することで、普段は顕在意識に
隠れて認識されない潜在意識を表面化、認識
することで、治療や人生の問題解決に
利用する方法のことです。

 

古典的な催眠術は、テレビなどで有名な
紐で吊るしたコインや水晶などを振り子の
様に揺らしながらそれを見つめたり、
言語による誘導をしながら変性意識状態に
人を誘導していきます。

 

エリクソン先生の素晴らしいところは、
その様な道具を使わずに、
普通の会話の中で、自由に催眠誘導を
行ったことです。

 

催眠術は基本は他人からの誘導により
行われることが多いですが、
実はこれを自分で意識的にやることが
可能なのです。

 

いわゆる「自己催眠」と言われますが、
「瞑想」や「自律訓練法」と言う様な
方法を用いて変性意識状態になり、
その状態をうまく利用して、
問題解決やリラクゼーションを
行う方法です。

 

最近、GoogleのSIYプログラムや
マインドフルネス、などと
言ったことが注目されていますが、
それも恐らく同じことを目指しています。

 

これをマスターすれば、
お金儲け、人間関係構築、恋愛、
肉体的運動、健康管理、
などのパフォーマンスを自在に
コントロール出来る様になります。

 

そして、自己催眠、自律訓練法は
独習は不可能とされています。
ですので、良い導師と言うか、
指導者に直接教えてもらうことが
必要になります。

 

と言うのも、
トランス状態に入る感覚を
文字や映像で説明することが
不可能であり、
意識を集中することが逆効果に
なってしまうなどのコツも
独習ではなかなか理解が難しい
のです。

 

自分は、運良く素晴らしい導師に
教えて頂く機会に恵まれ、
マスターに向けて練習をスタート
しました。どれくらいかかるのかは
人それぞれと言うことで、
焦らずにやって行こうと思っています。

 

出来れば、指導出来るくらいになり、
今提供している食事法、デトックス法に
自己催眠法を加えられたら最高、
と思っております。
 

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