「『ケトン体』こそ人類史上、最高の薬である」
御自身も肥満と糖尿病を患い、
糖質制限にて克服され、
妊産婦の糖質制限も行なっている
宗田マタニティクリニック院長、
宗田 男夫先生の最新本。
大変分かりやすく、
糖質制限について
纏められています。
しかもレシピまで!
是非御一読されることを
お勧めします!
ところで、本書の中に
MEC食も紹介されていますが、
海外には動物性食品が
あらゆる病気の根源
として完全菜食(plant based whole food)を
提唱する先生方もいらっしゃいます。
彼らは精製していなければ
糖質については言及しません。
一体何が正しいのか?
と、思いませんか?
少なくとも、精製糖質を多用した
高糖質食品に溢れた現状が
健康に良い、と主張する意見は
ありません。
ここ30年ほど日米にて徹底的に
指導されてきた、高糖質低脂肪の
食事指導も生活習慣病をはじめと
する慢性疾患が増える一方の
現状を見れば、正しくは無い様です。
ですので、
「過剰な精製糖質を制限する」
のは健康に大切なことだと思います。
その上で、ケトン体を
エネルギーに使える様な
レベルの糖質制限にするか
どうかは、健康な方々は
御自由にされれば良いと思います。
もちろん、様々な病気の方は
正しい知識のある指導者の
もとでの厳格なケトン食が
必要かと思いますが。
そして、植物に多く含まれる
食物繊維や抗酸化物質も
健康にはとても大切です。
しかし、植物だけで必要な
ビタミン・ミネラル、蛋白質、
脂質等の栄養を十分に
摂取するには、よほどの
知識と覚悟を持って食事を
する必要があると思います。
精製糖質の摂取を避け、
食物繊維、抗酸化物質を意識し
植物をしっかり摂るとともに、
良質な肉、魚、卵も活用。
もちろん脂質のバランスも
ω3:ω6=1:2-4を意識。
これがベストなのかな、
と個人的には考えています。
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