「理想的な油の摂り方」

油脂=悪、低脂肪=健康
と言うことが実は違う、
と言うことが少し前から
言われる様になっています。

体を構成する細胞の
細胞内環境と細胞外環境を
区切っている細胞膜は
リン脂質が二重構造に
なった膜の中に
各種機能を持った蛋白質が
埋まり混んでいる様な
構造になっています。

また、神経細胞も
いわゆる神経線維と
言われる軸索の周りに
脂質に富んだミエリンと言う
鞘状の構造があります。

脳も水分を除くと、
60%は脂質と言われています。

更には体内で合成される
ホルモンにも脂質を材料
とするものが多いです。

ですから、
脂肪を摂らない方が健康
と言うのは、
それらの材料が無い方が
良いと言うのと同じこと。

じゃあ高脂肪食が健康なの?
残念ながらそれも違います。

良質な脂質をバランス良く
と言うのがとてと大切です。

良質な脂質を摂ることで、
細胞や神経、ホルモンの質が良くなり、
パフォーマンスも改善するのです。

では、良質な脂質とは?
紹介記事にもω3、ω6って
ありますよね。

次回、それらを含めた
脂質の分類について
お話ししたいと思います。

理想的な油(脂質)の摂り方~オメガ3とオメガ6~

ダイエットや美容に気を使う方は「油」と聞くと、イメージ的にすべて悪者のように捉えがちですが、 脂質は熱の発散を防いで体温を保ったり、太陽の光を利用してビタミンDを合成したり、脂溶性のビタミンA・D・E・Kなどの吸収を助けたり …