「プラントベース」って知ってますか?
こんにちは。
ヘルスコンサルタント
宮崎 光史です。
興味深い記事がありました。
https://newsphere.jp/sustainability/20180830-1/
ベジタリアン・ヴィーガン・プラントベース
日本語で言う「菜食主義」
のことを英語では、
・ベジタリアン
・ヴィーガン
と言いますが、
肉を使わずに肉を模した食品を
製造販売している
米国のインポッシブルフーズ社の
パット・ブラウンCEOは、
これらの立場を自称する方々の
熱心な活動と「動物食への露骨な抗議」
がアダになり、「狂信じみた宗教」
と言う様なイメージが強い
と指摘されています。
ブランディングエージェンシーの方が
「『プラントベース』という用語は
より広い訴求力を持つ可能性を
秘めているが、同時にまた、
従来の古いコンセプトに対し、
単に新しい用語を当てはめた
だけだろうと思う人もいる。」
と話されたと言うことですが、
本当にその通りだと思います。
言葉のすり替えに過ぎないですが、
これからは
「プラントベース」と言う表現が
多くなってくるのは間違い無いでしょう。
健康の為には植物メインの食事が良い
そして、健康の為には、
「動物食メイン」
と言うのは良くないと言う
見解が多いのは事実であり、
野菜を主体にした食習慣は、
健康や病気予防の為に
大切であると言えます。
とは言え、
・完全動物食拒否
・殺処理が必要な動物食は拒否
・野菜をメインに動物食は適量
と言う行動の差異は
個人の思想や信条によって自由
と思いますし、
自分と思想や信条が異なる方を
拒絶・批判する様なことは、
原宗教の弾圧と宗教の押しつけ
の様な布教の歴史と本質的に同じ、
と思います。
また、この様な選択をされる方の
理由にも様々なモノがあります。
- 動物性食品があらゆる病気の原因
とする研究結果を主張される、
コリン・キャンベル氏などの主張に納得
- 植物性食品を多く摂取した方が
様々な有益な栄養素を摂れると言う
ことに納得
- 自分が生きる為に他の生命を殺すなんて
許せないと言う思想に共感
などがあります。
最後の「動物愛護」を広げた様な
思想については、
個人的には、動物は駄目で植物は良い、
と言うのも生命を差別化している様に
感じてしまいますが、
哺乳類や鳥類、魚類など
目に見えて動き感情移入出来る対象を
傷つけたり食べたりすることを
拒絶し保護したいと思う気持ちも
理解は出来ます。
しかし、極端ではありますが、
生きる上で空気中や環境にいる微生物を
殺しながら命や健康を保っているのは
事実ですし、それは生命体にとっての
原罪の様なモノであるかも知れません。
ですから、
- 植物食は他の生命を殺さず罪が無い
- 動物食者は植物食者より劣っている野蛮な存在
と言う思想は、
確かに「狂信じみた宗教」
と言っても過言では無いのかな、
とも感じています。
もちろん、だからと言って
他の生命に苦痛を与える様な形での
養殖/飼育/栽培をすることは
可能な限り避けなくてはいけない
ことは当たり前と思います。
そして、何を食べるにしても
命あった存在としての食材を
頂くことへの感謝を忘れては
いけないと思います。
あなたは、
ベジタリアン
ヴィーガン
プラントベース
についてどう思いますか?
今回の記事で
植物メインの食事を
選択することを強要する
つもりもありませんし、
動物食を選ぶ方も否定する
つもりもありません。
ただ、考えて頂く
キッカケにして頂ければ
幸いです。
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