AGEsってご存知ですか?

こんにちは!

ヘルスコンサルタント
宮崎 光史です。

 

AGEsとは終末糖化産物の略ですが、
老化や病気の原因になるとして
注目されています。

実は怖い「体の糖化」老化を早め病を招く糖化物質《AGEs》蓄積を防ぐには【予防医療の最前線】

「AGEs」(エージス、エイジス)という言葉を、耳にしたことはありませんか? 「AGEs」とは「終末糖化産物」の略称で、体内のたんぱく質がブドウ糖と結合して変性したものです(この反応を「糖化反応」と呼びます)。加齢によってこの物質が蓄積することから,age(エイジ、加齢)にちなんで"AGE"または"AGEs"と名付けられました(※1)。 …

以前、このBlog記事でも取り上げましたので、
お時間のある方は是非お読み頂ければ幸いです。

「AGEについて考える日」

 

AGEsは体内でどの様な影響があるのでしょうか?

AGEsは蛋白質と糖が結合してできるので、
体内の蛋白質が存在する部分に異常が現れます。

例えば、人体の蛋白質の1/3は「コラーゲン」ですが、
実はこのコラーゲンは10種類以上の種類があり、
骨や皮膚、軟骨、血管など全身に存在します。

また、筋肉を構成する「エラスチン」というのも
体内の蛋白質として重要です。

筋肉は体を構成する骨格筋のみならず、
胃腸や血管・尿管の太さを調整する
平滑筋として内臓に広く分布しています。

このように、全身に蛋白質が存在しているため、
AGEsの蓄積によって、
骨折、皮膚のたるみ・シワ、筋力低下、
臓器機能障害、アルツハイマー病など加齢性疾患、
など全身に影響が現れる要因とされています。

 

どの様な対策が取れるのでしょうか?

1.食事からのAGEs摂取を可能な限り避ける
2.酸化ストレスを減らす
3.腎機能を維持する
と言うことが大切だと言われています。

焼く、揚げるなどの
調理や保存の過程において
蛋白質と糖が反応してAGEsが形成
されますので、その様な調理をしたものを
常食しない様に気をつけましょう。
http://www.miyazakikohji.com/boilled_meat_is_useful_for-_antiaging%E3%80%90/

 

加えて、血糖値の乱高下を避ける
こともとても大切になります。
ですので、低GI食品
(厳密には低GLの方が良い指標ですが)
を意識して摂取し、血糖値の変化を
なるべく小さくすることが大切です。

 

そして、AGEsが出来てすぐは
可逆的だと言われていますが、
そこに酸化ストレスが加わると
もとに戻れない不可逆的な変化に
なってしまうと言われています。

ですので、
・抗酸化物質をしっかり摂る
・精神的なストレスケアを習慣化する
・過剰な運動で酸化ストレスを増やさない
と言うことが大切になります。

出来ることから、始めてみませんか?

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Posted by 宮崎 光史