「藻類油:オメガ3やDHAの植物性供給源」
こんにちは!
ヘルスコンサルタント、宮崎 光史です。
メンターのDr. Isaac Jonesの友人、
Dr. Josh Axeの記事の紹介です。
必須脂肪酸として、
生きていく為に必要な
脂肪酸は、
・オメガ3不飽和脂肪酸(以下オメガ3と表記)
・オメガ6不飽和脂肪酸(以下オメガ6と表記)
があります。
以前の記事でも書きましたが、
オメガ3とオメガ6は
どちらも必要ですが、
オメガ6過多になると
体内の炎症を悪化させます。
そして、オメガ3は炎症を
軽減させます。
抗炎症作用、血栓予防効果もあり、
実際、オメガ3の処方薬も
存在します。
理想のバランスは
オメガ3:オメガ6=1:2-4。
全く気にしないで
現代先進国で生活をすると、
1:20-40とオメガ6過剰に。
ですので、オメガ3の摂取が
注目されています。
しかし、酸化しやすい為、
加熱調理に向かず、
長期保存も難しい為、
加工食品や外食店では
ほとんど使われませんでした。
唯一、魚に関しては
焼き魚や煮魚でも
含有されるオメガ3は
酸化されず摂取出来る
と言われています。
オメガ3の供給源として、
・魚(特に青魚、鮭など)
・亜麻仁(アマニ)、荏胡麻(エゴマ)
があります。
抗酸化物質が含まれているとして、
・オキアミ(Krill)
も注目されています。
ところが、油を摂る為だけに
魚を大量に消費することへの
疑問や批判が出てきており、
オメガ3が多く含まれる魚が
食べる「藻類(Algae)」が
注目される様になったのです。
オメガ3が多く含まれる
藻類を培養して原料とすれば、
持続可能で環境汚染や
資源枯渇の心配が無いとして、
「オメガ3強化」された
食品、飲料、サプリメントに
利用され始めています。
オイルを抽出しなければ
酸化しにくい状態を保てます。
どんな藻類が利用されているのか?
・クロレラ
・ドナリエラ
・スピルリナ
・ユーグレナ(ミドリムシ)
・ヘマトコッカス
・オーランチオキトリウム
などが利用されている様です。
他にもあると思いますが。
ただ、これらに共通する課題は
低コスト高効率な培養方法の確立。
ユーグレナは東大発のベンチャーが
培養に成功し、マーケティングが
されているので目にする機会も
あるかと思います。
これに加えて最近、
オメガ3のひとつである
EPAの単位重量辺り含有量が、
クロレラ、ユーグレナの
約70倍含まれると言う藻が
注目されています。
必須アミノ酸バランスも
良好で、アミノ酸スコア100。
含有量は別にして、バランスは
鶏、牛乳、卵に匹敵するとか!
その藻の名前は
「ナンノクロロプシス」
今後、目にする機会も
増えてくるかも知れません。
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Algal Oil: A Vegetarian Source of Omega-3s and DHA – Dr. Axe
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