「死ぬまで元気に生きる7つの習慣」
こんにちは!
ヘルスコンサルタント
宮崎 光史です。
杏林予防医学研究所
山田 豊文 所長の著書
「死ぬまで元気に生きる7つの習慣」
を拝読させて頂きました。
食事、栄養に着目した
健康増進、病気予防/療法については
実は古くは医学の父と言われる
ヒポクラテスも既に言及されており、
クレイセラビー、タラソセラピーの
始祖とされているだけでなく、
食養や自然治癒力を大変重視しており
「全ての病気は腸から始まる」
「満腹が原因の病気は空腹により治る」
「火食(加熱食)は過食に通ず」
「汝の食を薬とし、汝の薬を食とせよ」
「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」
「食で治せない病気は医師にも治せない」
「内なる自然治癒力こそ真に病を治す」
「健全なる身体を心がける者は完全なる排泄を心がけるべし」
「患者に発熱するチャンスを与えよ、されば如何なる病も治してみせよう」
などと言う格言が伝えられているほどです。
現代医学が如何にこれらの格言から
離れたことをしているかと思うと、
なんとも申し訳ない気持ちになるとともに、
近年になり注目されている腸内環境の重要性
などについても、既に見抜かれていたことへの
達見に感服せざるを得ません。
近年では
・ゲルソン療法
・ライナス・ポーリング博士のメガビタミンC療法
に始まり、現代では
・がん栄養療法(パトリック・クイリン博士)
・ 栄養療法(ジョナサン・V・ライト博士 Tahoma Clinic)
・分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)
・機能性医学(functional medicine)
など多様なモノがあります。
山田所長は、「細胞環境デザイン学」
と言うことを提唱され、
多くの著名人へのアドバイスを
されていますが、その理論を
簡単に概説された本です。
「不自然を捨て去り、自然を思い出す」
と言うことを提唱されており、
・穀菜食
・少食(1日1-2食)と断食
・適度な負荷(ストレス)
・適度な不衛生
・早寝早起き
・自然の音/音楽
・宇宙を感じる
と言う7つの秘訣について
述べられています。
ちなみに、伝えられている
ヒポクラテスの格言には
「月に一度断食すれば病気にならない」
と断食の重要性や
「心に起きることは全て身体にも影響し、
身体に起きることもまた心に影響する」
とメンタルの重要性にも
言及したものがあります。
先日御紹介させて頂いた本で
津川先生が紹介されていた
「究極の食事法」とも合致する点が多く、
メンタル面や適度な負荷/不衛生
と言うところも、最近言われ始めた
・運動の重要性
・瞑想やマインドフルネスへの注目
・腸内や口腔内、皮膚などの常在菌の重要性
などとも重なりますね。
自分はメンタル的なところの
理解や施術がまだまだなので、
これから更に修練したいと思います。
自然や宇宙を感じることは、
如何に捉え対応するかと言うのも
大切かと思い、陰陽五行説やヨガ
の勉強もしているところなので、
至極納得でした。
音楽は抽象度が高い芸術、
と言う認識はあったのですが、
耳だけでは無く細胞で感じる、
だから植物や微生物も感じても
不思議では無い、と言うお言葉には
ハッとさせられました。
スピーカーや生演奏の効果、
と言うのも今後体感してみたいと
思いました。
まだまだ勉強しないとですね。
ご興味ある方は是非読んでみて下さい!
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