「『ワクワク』してますか?」

こんにちは!

ヘルスコンサルタント
宮崎 光史です!

最近、とある方に勧められて
読んだ本があります。

「『ソース』あなたの人生の源はワクワクすることにある」

ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

Amazon.co.jp: ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。 eBook: マイク・マクマナス: Kindleストア

 

1999年に出版された本で、
決して新しい本ではありません。
しかし、とても大切なことを
書いてあります。

「人生の源はワクワクすることにある」

著者は、一般的な教育過程で
叩き込まれる常識(著者は社会通念と表記)を否定します。

そして、これらの「8つのウソ」で主張しているのは
「人生のワクワクを諦める必要はない」ということ。

他人の価値観,自分の固定概念で縛られる必要はない。
自分の人生は自分がワクワクすることを最優先すべき。

しかし、テレビゲームを何日間もやり続ける、
などについては、実はその後疲労感を感じる等
マイナスな面も多いですので、
見極めに注意が必要ではあります。

 

著者の言う「8つのウソ」を
簡単に御紹介しておきますね。
興味を持たれたら、
是非読んでみて下さい。

決して無駄にはならないと思います。

 

そして、著者は残念なことに
多発性骨髄腫にて日本での書籍販売前に
他界されています。
精神面、社会的側面ではパーフェクト
に近い生き方をされていたはずなのに。

やはり、身体的にも満ち足りていなければ
最期まで健康な人生を送るのは難しい
と言うことなのでしょうか。

自分も、身体面の充実に偏るのでは無く、
精神的側面、社会的側面でも充実する様に
意識しないといけない、と改めて
思った次第です。

 8つのウソ

・責任感のウソ

人が取るべき責任ある行動はただひとつ。
自分が心からしたいことをすることである。
それが人生でもっとも責任ある行動であり、
その人が負う最高の責任である。

 「家族や社会から期待されること」への責任感は必要ない。
 として、著者は上記の様に言っています。

・ヤル気のウソ

無理矢理にヤル気を出す必要があるのは、
したくないことをしなければならないときだけです。

 「他人が期待すること」をやる気を出して頑張るのは間違い。
 として、著者は本当にワクワクすることをやるのにやる気は不要
 と説いています。

・能力のウソ

適性があると言われたからといって、
それをする必要もなければ、好きになる必要もない。
しかし、適性がなくてもワクワクすることなら、やったほうがいい

 「才能や技術がなければできないというのは、
 自分がしたいことするのが怖いときに使う口実にすぎません」
 として、著者は適性や得意分野に囚われない様に説いています。

・上手のウソ

下手でも心を燃やせるものなら、ぜったいにやりつづけよう

 「ワクワクすることなら、人は自然にヤル気が出てきて、
 だんだん上手になっていくし,幸せで満足そうな人のところには
 人や機会やお金が引き寄せられてくるものです」として、著者は
 重要なのは「能力がなければやれないと思いこんでいると、怖くて足を踏み出せない」
 点だと説きます。
 ワクワクすることがわかっているのに「自分には能力がない」と諦める必要はない。
 自分でできる範囲からやっていけばいいのだ。

・決断のウソ

私たちにとって最善の行為は、決断をぐずぐず先に延ばすことだ

 一般的にはすぐに決断をする方が効率もよく、生産性も良いとされます。
 しかし、著者は決断を先延ばしの重要を説きます。

決断を延ばしている時は潜在意識が情報を収集し、無意識下で処理をしている。
ぐずぐずしているように見えるが、
集めた情報を消化し、物事が明確になるまで時間をかせいでいる。
ぐずぐずしているのは潜在意識からのメッセージなのだ。

自分の気持ちがはっきりしていなかったり、
心の準備ができていないのに外からのプレッシャーで
物事を決断するべきではないのだ。 

・妥協のウソ

自分かやりたいことを全部やるのは可能だ。
むしろ、やりたいことはすべてやるべきだ。
真に豊かな人生を送っている人たちは、
やりたいことをすべてやれる生き方をしている

 著者は自分のやりたいこと、ワクワクすることはすべて実行可能だと説きます。
 二兎追うものは一兎をも得ず、だからやることはひとつに絞れ、と言うのでは無く、
 一見同時にやることが不可能に見えることでも、
 人生に対してバランスのとれたアプローチを取れば実現可能だと。

自分がワクワクすることなら、選択にせまられて一方を諦めてはならない。
妥協して一方を諦めなくてはいけないと考えた時から思考は停止してしまう。
全部を満たす方法か必ずあるはずなのだ。

 

・優先順位のウソ

優先順位の必要性を説く人たちは、
自分にとって一番大事なことから順番に優先順位をつけ、
リストの一番上から実践するようにと教えられます。
自分のニーズ、プロジェクト、欲望やワクワクに順位をつけろ、というわけです。
しかし、こういうやり方をすると、リストの最後まで実行する時間はまずありません。
ところが大抵の場合、リストの最後にあるのが一番楽しいことであり、
心を満たしてくれることなのです。

 優先順位をつけようとすると、やらなくてはならないことなどを優先してまう
 と著者は説きます。

それは「しなくてはいけない」という理性だけの決断になってしまいがちだ。
自分が本当にやりたいことは後回しになってしまう。

バランスのとれた生活を送るためには、潜在意識の声に耳を傾ける必要がある。
やりたいことは後回しにせずに、やりたいことから実行するべきだ。

 

・現実的になれというウソ

「いつまで夢を追っているんだ。もっと現実的になりなさい」
「世の中はそんなに甘くないぞ。そんなことで食べていけるわけがないじゃないか」
と世間は忠告し、批判します。
人が「現実的になれ」と言っているとき、
その言葉の本当の意味は
「自分のやりたいことを、やりたいようにやるな」という意味です。

著者は、右腕の無い野球選手、ピート・グレイを例として挙げます。
周囲から「現実的になれ」と忠告にもかかわらず諦めずに
やりたいことをやったから、プロ野球選手になれたのだと。